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TOEICがどんなテストか知りたかったらコレ TOEIC TEST 入門特急 とれる600点

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こんにちはGaroです。自分が1年くらいでTOEIC800点に到達した時に使った教材を紹介させていただいています。『金フレ』→『文法特急』→次にやったのが、この本、『入門特急 取れる600点』です。

 

 

入門特急 取れる600点とは

 

地味に同じ本を繰り返し続けていた管理人は、そろそろ実践に臨みたいと考えるようになりました。その時に手にした本がコレです。

この本は正直、評価が分かれると思います。そもそも600点レベルに近い方は、この本を頑張るより、実践型の問題集に行ったほうが早いと思います。管理人は、とてもそのレベルにありませんでしたので、TOEICってどんなテストなの?からをこの本で学びました。

 

この本のおすすめポイント

各パートがどういうものなのかわかる

この本の真価は、解説にあります。ですから問題をこなして力を上げるのではなく、解説を理解して、TOEIC力を上げていくための本と言えます。

TOEIC力を上げるということに関しては、いろんな本、サイトでもカバーできると思います。しかし、TOEICを知り尽くした著者が考え抜いた言葉で書かれているこの本は、TOEIC初心者には心強い味方になるのではないでしょうか。

セクションPART1の教え

  • put on と wear の違いなどのTOEICにありがちな問題を教えてくれます
  • 「パート1を侮るな」〜パート1では上級者でも間違えるくらいの難問が出るのでいちいちクヨクヨするなと励ましていただけます。

セクションPART2の教え

管理人はおそらく、ココとPART6が苦手です。著者はこう教えてくれます。

  • 主人公は私〜シーンを当事者としてイメージする
  • 単語で答えを選ばない
  • パート2の勉強法(『多聴・音読』1セット最低30回)

ある程度英語を勉強したら、結果的にわかります。多読・多聴・音読は、英語学習の柱となる勉強法です。

セクションPART3の教え

  • 『先読み』で戦おう
  • パート3の勉強法(リスニング+音読、最低30回)

セクションPART4の教え

ここでも音読の重要さを教えてくれます。これでもかというくらい、音読しなさいと教えてくれます。

また、リスニングを頑張るほうが600点への近道と著者は言います。

『多聴と音読を毎日ひたすら繰り返し、並行して基本語彙を身につければ、リスニングのスコアは数ヶ月単位の短期で大きく伸ばせますし、それにつれてリーディング力、特にパート7の力が自然にUPします』

うーん、金言です。実感として納得します。

セクションPART5の教え

著者TEX先生は、「文法出る1,000問」の著者でいらっしゃいますので、ココは完璧です。限られたページ数でコンパクトに教えてくれます。

  • 選択肢を見て「文法問題」か「語彙問題」か見分ける

最初のうちは、チンプンカンプンかもしれません。大丈夫です、トレーニングすればわかるようになります。

セクションPART6の教え

管理人はココが苦手です。というか、時間が無くて、対処できないことが多いと感じます。著者の教えは、、、

  • 粘りすぎない(笑)

900点を目指すのであればいざ知らず、著者の言う通り、ココにこだわる必要はないと思います。PART6の通過タイムというものがありますので、潔く、次のPART7に向かう方が得点を取りやすいです。

著者曰く「あきらめる勇気を持ちましょう」〜これも金言です。

セクションPART7の教え

リーディングはタイムマネジメントを要求されます。この本では、そういうところまで教えてくれます。時間内に問題を解き終わらずにマークシートを勘で塗りつぶすことを「塗り絵」と言いますが、そうならないためには、何分でPART7にたどり着かなければならない等のタイムマネジメントを教えてくれるのです。

また、PART7の勉強法は、PART3・4の多聴・多読と言い切ってくれるのも、学習の方向性を明確にしてくれました。

この本への関わり方

 

TOEICってどんな試験?と教えてくれる本ですから、この本を繰り返し読み続けても、そう英語力が上がるわけではありません。しかし、TOEIC力に限っていれば、テクニック・心構えが満載ですので、とても役に立ちます。

管理人は、初期のヒアリングの題材として、なぜか、この本の音源を聴き込みました。

この本の問題の量が少ないのも良いような気がします。繰り返すと物足りないとすぐに思いますので、この本からの卒業は早いのです。もっと実践を積みたいと思わせてくれる本のレベルなので、初心者〜中級者には丁度良いと思います。

TOEICは管理人は、この本の後、各パートの強化に入りますが、この本を軸としたテクニックでほぼ十分でした。本当はテクニックに走るのは邪道なのかもしれませんが、、、。結果も欲しかったので。

 TOEIC600点は壁なのかもしれませ。しかし、方法を間違えなければ、たやすく超えることができると思います。初心者で、ある程度学習習慣が付いたら、この本でTOEICのレベル感を知り・テクニックを磨くのもいいと思います。

ひとつだけ肝心なのは、この本はガイド本なので、ココで学んだことを他の教材で活かしていくということです。そんな教材をお探しの方にはオススメの1冊です。

管理人も学習途上で偉そうなことは言えません。一緒にがんばりましょう。